新ライバルは北島にプラス
2008年8月11日
ダーレオーエン選手は長身をいかしたダイナミックさと、水の抵抗を極力減らした技術力を兼ね備えています。しかも、予選、準決勝と五輪記録を塗り替えました。平泳ぎは足の引きつけ、手のかきと微妙なバランスが命の種目ですが、そのタイミングも完ぺき。自分もそうでしたが、勢いがある時は、いくら寝不足でも調子が悪くても記録が出ます。ダーレオーエン選手は、今その状況といえるでしょう。
一方、北島選手は準決勝で予選より0秒03タイムを落としました。しかし、これは最後のフィニッシュのタッチが流れたもので、調子自体は問題ありません。宿敵ハンセンの記録が伸びない中で、新たなライバルが出てきたことは、北島選手にとっては、逆にプラス。これまでも、数々のプレッシャーを乗り越えて、結果を出してきました。今回も、ピンチをチャンスに変えて、必ず期待に応えてくれるはずです。(ロサンゼルス五輪女子200メートル平泳ぎ4位)




