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準決から修正「大きな泳ぎ」

2008年8月12日

 パーフェクトな泳ぎでした。北島選手は泳ぎを1日で修正してきました。前日の準決勝では前半50メートルを全体1位で折り返したものの、後半は疲れて失速。予選のタイムより遅れました。この日は前半から力まず、持ち前の大きな泳ぎを心掛けたようです。準決勝より4回もストロークを減らしながら、タイムは0秒64も上回っていました。

 4年前のアテネ五輪は、持ち前のキック力をいかした泳ぎでした。その後、上半身を強化して、腕のかきのパワーがアップ。手と足のパワーバランスが安定したことで、1回のストロークの推進力も増えました。少ないストロークによる大きな泳ぎが、世界記録につながりました。

 勝負を分けたのは経験の差です。予選、準決勝で五輪新記録を連発したダーレオーエン選手は、勝負の後半50メートルで失速しました。キックをしっかり打ち終わらないうちに、足を引きつけたことで、泳ぎが乱れました。北島選手とは対照的に、冷静さを失い、準決勝よりタイムを落としてしまいました。

 北島選手はレース後、珍しくテレビカメラの前で号泣しました。突然のライバル出現で精神的にはギリギリだったのでしょう。それを乗り切ったことで、アテネ大会に続く2冠がグッと近づきました。(ロサンゼルス五輪女子200メートル平泳ぎ4位)

長崎宏子(ながさき・ひろこ)

 1968年(昭43)7月27日、秋田市生まれ。川尻小6年時の80年に日本選手権200メートル平泳ぎで優勝し、幻のモスクワ五輪代表に。84年ロサンゼルス五輪では100メートル平泳ぎ6位、200メートル4位。88年ソウル五輪では予選落ちだった。
 85年からエルサリート高-カリフォルニア大バークレー校-ブリガムヤング大と米国留学。92年に日本オリンピック委員会(JOC)職員となり、93年には国際オリンピック委員会(IOC)本部に研修留学した。スポーツコンサルタントとして活躍中。




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