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「寿命」延ばす環境が向上

2008年8月17日

 中村選手が価値ある銅メダルを獲得しました。前回アテネ大会と同じ色とはいえ、大舞台で1秒以上も日本記録を縮めています。4年間の進化を証明しての連続メダルになりました。

 26歳でのメダル獲得は、日本女子では史上最高齢です。自分のころは10代がピーク。水泳の女子選手を受け入れる大学、企業はほとんどなく、18歳で引退を考えなければいけませんでした。五輪選手も10代が多く、重圧に耐えられない選手も多かった。

 今は違います。中村選手の場合、前回アテネ大会後に日体大を卒業後、所属クラブの東京SCで職員として子供たちを教えながら現役を続行。北島選手と同じ平井コーチのもとで練習してきました。恵まれた環境が、日本新記録での連続メダルにつながりました。

 今大会では柔道やレスリングも含め、女子の連続メダルが目立ちます。年齢を重ねた女子選手の環境が向上。精神的にも成熟した大人の女性が活躍できる場が出来上がりつつある。水泳の米国代表で41歳のトーレス選手のような例もあります。日本女子の選手寿命を延ばす意味でも、中村選手の連続メダルの意義は大きいものになりました。(ロサンゼルス五輪女子200メートル平泳ぎ4位)

長崎宏子(ながさき・ひろこ)

 1968年(昭43)7月27日、秋田市生まれ。川尻小6年時の80年に日本選手権200メートル平泳ぎで優勝し、幻のモスクワ五輪代表に。84年ロサンゼルス五輪では100メートル平泳ぎ6位、200メートル4位。88年ソウル五輪では予選落ちだった。
 85年からエルサリート高-カリフォルニア大バークレー校-ブリガムヤング大と米国留学。92年に日本オリンピック委員会(JOC)職員となり、93年には国際オリンピック委員会(IOC)本部に研修留学した。スポーツコンサルタントとして活躍中。




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