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北島“世界新”銅メダルで締めた/競泳

胴上げされガッツポーズの北島(撮影・田崎高広)
胴上げされガッツポーズの北島(撮影・田崎高広)

<北京五輪:競泳>◇17日◇男子400メートルメドレーリレー決勝

 2大会連続平泳ぎ2冠の北島康介(25=日本コカ・コーラ)が「世界新」で、五輪最後のレースを有終の銅メダルで締めた。男子400メートルメドレーリレーで日本(宮下、北島、藤井、佐藤)が、3分31秒18の日本新記録でアテネ五輪に続く3位に入った。第2泳者の北島は4番手で飛び込み、ライバルのハンセン(米国)らをごぼう抜き。11日の100メートル決勝で出した58秒91の世界記録を上回る58秒07の驚異的なタイムで首位でつないだ。2大会で金4、銅2と、日本競泳史上最多のメダル6個を奪い、現役最後の五輪を最高の形で終えた。

 北島の体が五輪で獲得した金メダルの数と同じ4度宙を舞った。全レース終了後、集まってきたチームメートにシャツとジャージーを脱がされ、胴上げされた。最後は栄光を刻んだプールへ。最終日まで主将として日本を引っ張り、目標のメダル5個に導いた主将への、仲間たちの感謝と祝福だった。

 最後の400メートルメドレーリレーでも神話をつくった。第1泳者の背泳ぎ宮下から4番目で引き継いだ。トップ米国との差は0秒71あった。北島はひとかきごとに加速した。50メートルのターンから浮き上がると、もうトップのハンセンをとらえた。今大会初めて並んで泳ぐライバルを一気に抜き去ると、2位以下に0秒42の差をつけて、1位で第3泳者のバタフライ藤井へつないだ。

 「絶対に1番で帰ってくるから」。レース前、チームメートに宣言していた。前回アテネ五輪で銅メダルを獲得したときは、北島のほか背泳ぎ森田(銅)、バタフライ山本(銀)の4人中3人が個人種目でメダルを獲得。「史上最強チーム」と言われた。今回は北島以外は初めての五輪でメダルもない。特にアンカーの自由形・佐藤は予選40位と低迷していた。そんな若い選手たちを自分の泳ぎで発奮させたかった。

 北島のタイムは58秒07。リレーの2番手以降のため、記録は公認されないが、あの世界新記録で金メダルを獲得した11日の100メートルで出した58秒91を大幅に上回る驚異的な記録。この神懸かりともいえる泳ぎに、後続も勢いづいた。藤井はフェルプスに抜かれたものの、終盤に猛然と追い込んだ。佐藤はオーストラリアにかわされたが、粘り抜いてロシアに先着した。奇跡ともいえる銅メダル。「康介さんが『一番で帰ってくる』と言ってくれたので、それを信じていた」と佐藤は振り返った。

 「この最後のレースはどうしてもメダルを取って帰りたかった」。レースのインタビューで北島の声が裏返った。「ハンセンと泳げたこともうれしかった。初めて米国を抑えることができて満足。最高の形で締めくくれた。夢の舞台で結果を残せたのは幸せ。ありがとうございました」。最後の五輪種目で、日本の主将としてチームをメダルに導き、宿命のライバルに勝った。五輪3大会で金メダル4個を含む6個のメダルを手にした。もう思い残すことはない。北島は完全燃焼した。

 [2008年8月18日9時6分 紙面から]


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