鈴木&原田ペア20秒間潜りっぱなし荒業
シンクロナイズドスイミング日本代表デュエットの鈴木絵美子(26)原田早穂(25=ともにミキハウス)組が、連続20秒間潜りっぱなしの荒技で、7大会連続メダル獲得を狙う。同代表は5日、五輪本番会場となる北京の国家水泳センターで練習。デュエット・フリールーティンの前半部分などを繰り返した。この日は公開しなかったが練習後、金子チームリーダーは「最後に18~20秒間、潜りっぱなしのところがある」と、秘策の存在を明かした。
84年ロサンゼルス五輪から全種目でメダルを獲得してきたお家芸も、今大会は過去最大のピンチだ。4月の五輪世界最終予選では女王ロシア不在の中、デュエットはスペイン、中国に敗れ、事実上の世界4位と格付けされた。4カ月間で審判の印象を劇的に変えるため、5月のジャパンオープン後、世界でも珍しい長時間の足技に取り組んだ。原田は「きつくて頭がフラーとした」と、呼吸に苦しんだ導入当時を振り返った。
最後の一呼吸を省くことで、日本に足りなかった力強さを加え、何よりもメダルにかける思いを伝えられると考えた。鈴木は「絶対に後悔したくない終わり方はこれしかない」と言う。初公開が五輪本番という一発勝負で逆転を狙う。【高田文太】
[2008年8月6日7時18分 紙面から]
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