高橋と竹下の経験生き素晴らしいスタート
2008年5月18日
<女子バレー:北京五輪世界最終予選:日本3-1ポーランド>◇17日◇東京体育館◇総当たりリーグ戦
日本が素晴らしいスタートを切りました。良かったのは、試合への入り方。最終予選は、五輪本番以上に緊張します。私も経験がありますが、気持ちは盛り上がっても体がついていかない。特に、最初にボールに触れるまでは体が動かないもの。だからこそ、立ち上がりが大事なんです。
日本の最初のポイントはシン(高橋)のスパイクでした。立ち上がりで3点。試合前はコートサイドでも分かるぐらい緊張していましたが、さすがは最終予選3回目のベテラン。気持ちと体をコントロールするすべを知っています。だからこそ、テン(竹下)もトスを集めたのだと思います。
若い選手は、ベテランに引っ張られて力を出しました。最初に4点を連取したことで、その後、伸び伸びとプレーできるようになった。2人の経験が、チームに落ち着きをもたらしたのです。信じられないミスを連発して自滅した若いポーランドとは対照的でした。試合後、シンは「めっちゃ緊張しました~」なんて言っていたけれど、緊張を力に変えられるのが経験なんです。(NEC所属。アトランタ五輪、アテネ五輪代表)




