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嫌がるプレーを

2008年5月26日

<女子バレー・北京五輪世界最終予選:セルビア3-2日本>◇25日◇東京体育館◇総当たりリーグ戦

 五輪でメダルをとるのは簡単なことではない。相当厳しいはずです。でも、チャンスはあります。世界のトップレベルの国を逆転するのは難しいけれど、そのレベルに近づくことはできます。そうなれば、試合ですから結果は分かりません。

 まずブロックの強化。日本のレシーブは世界でもトップですが、ブロックに関してはまだまだ。技術だけでなく、誰が、いつ、どの組み合わせで跳ぶかの戦略も必要。ブロックを成功させるために、コースを考えたサーブで相手の攻撃を限定させることも大切です。

 攻撃では、パターンを増やすこと。今回、日本は速いバックアタックを手に入れました。これに変化をつけ、コンビの中で磨くことです。センターだけではなく、ライトやレフトからも打てるようにする。そうすれば、相手の嫌がるバレーができます。日本選手は高い技術を持っています。きっとできるはず。北京五輪本番も、期待しています。(NEC所属、アトランタ五輪、アテネ五輪代表)

成田郁久美(なりた・いくみ)

 旧姓大懸(おおがけ)。1976年(昭51)1月1日、北海道旭川市生まれ。小学4年生からバレーボールを始め、旭川神居中から名門・旭川実高へ進んだ。1年生からレギュラーで活躍し2年時には高校総体準優勝、3年時の全国選抜大会でも準優勝。また、全日本ユースチーム主将として世界ユース選手権で銀メダルも獲得した。
 高校卒業後の94年にNEC入社。96年アトランタ五輪では最年少の20歳で日本代表入りし、レシーブ専門のリベロとして活躍。98年世界選手権、99年W杯では代表のエースに君臨した。00年6月のシドニー五輪世界最終予選にも出場したが、本大会出場ならず。01年4月、25歳で引退を表明した。
 その後、北海道に戻って球技用ボール製造の「ミカサ」(本社広島市)旭川営業所に入社。北海道協会特別コーチに就任し、中学生指導に力を入れるなど競技普及に尽力した。03年に結婚し、同年秋に久光製薬入りして現役復帰。04年のアテネ五輪世界最終予選から代表にも復帰して本大会出場に貢献した。07年9月にNEC復帰。173センチ。




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