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バレー女子日本代表の杉山が五輪金宣言

日の丸を背にスパイク練習をする杉山(撮影・蔦林史峰)
日の丸を背にスパイク練習をする杉山(撮影・蔦林史峰)

 北京五輪バレーボール女子日本代表の記者会見が18日、都内で行われた。県勢ではセンター杉山祥子(28、富士見高出=NEC)が選出され「金メダル」宣言をした。自身2度目の五輪出場で、心身ともに充実している。柳本ジャパンの核が、76年モントリオール五輪以来32年ぶりの金メダルへ導く。

 たった38分間の練習で、杉山の額には大粒の汗が流れていた。北京五輪日本代表が正式発表されてから初めての練習。100人を超える報道陣が見詰め、無数のシャッター音が鳴り響く体育館の中央で、集中していた。だから壮行会続きで、久しぶりの練習にも「調子はいいと思います」と明言できた。

 自身2度目の五輪。前回のアテネでは「不完全燃焼で、悔しくて…。何カ月も放心状態が続いた」。出場したのは、6戦で2試合先発、1試合途中出場のみだった。「まともにバレーをしてなかった」。4年前の24歳、夏。小学6年でバレーボールを始めてからの夢、五輪の舞台に立った。足は震え、頭の中が真っ白だった。夢だった祭典が、怖かった。

 4年間、北京のためだけに過ごしてきた。借りを返したい一心で、初心に戻りバレーに取り組んだ。昨年5月、6歳年上の「大切な人」と結婚した。結婚してから15カ月目。五輪予選や、代表合宿で「まともな夫婦生活は送れてない」と言う。でも夫は、電話でメールで毎日、励ましてくれる。北京へは、夫の家族や小山町に住む両親、家族も応援に駆けつける予定だ。「地元(静岡の)皆さんも一生懸命応援してくれるし、もう後悔したくない。」。

 4年間で、精神的にも技術的にも成長したと、実感している。静岡、日本、家族の思いを背負ってコートに立つ。「これまでのバレー人生の集大成にしたいんです」。大きな目を見開いて、前を向いてはっきりと言った。だから、自然に記者会見で宣言できた。「金メダル、狙います」。【鶴智雄】

 [2008年7月19日11時50分 紙面から]


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