日本5位で終戦、ブラジルに完敗/バレー

- スタンドにあいさつする日本選手
<北京五輪・バレーボール:ブラジル3-0日本>◇19日◇女子準々決勝
柳本ジャパンが終戦を迎えた。女子バレーボール準々決勝で世界ランク5位の日本は同1位のブラジルに歯が立たず0-3で敗戦。アテネ五輪と同じ5位に終わった。柳本晶一監督(57)は「ひと区切りかな」と辞任を示唆した。
涙も出ない完敗だ。わずか73分、世界最強軍団の高さと強打になすすべがなかった。竹下ら選手たちはぼうぜんとコートを去った。ただ1人、柳本監督だけが瞳を潤ませた。「我々の4年間が終わった。結果が出せなかったのは素直に受け止めたい」。明言こそ避けたが、続投への意欲は最後まで口にしなかった。
ロンドン五輪に向けては、ゼロからのスタートを余儀なくされる。30歳の竹下主将は「4年後は今は考えてない」。29歳の高橋も「今後のことはまだ分からない」。エース栗原までも「(今後について)今はあまり考えたくない」と言葉を濁した。若手主体で臨んだアテネ五輪後と違い、世代交代は必至。チームは“解体”に近い状態になる。
03年からチームを率いた指揮官は「世界との差は確実に縮まった」と自負する。だが、依然としてメダルは遠い。日本復活の見通しは、北京の空のようにかすんだままだ。【太田尚樹】
[2008年8月20日8時56分 紙面から]
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