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「これから長く長くコーヘイ・ウチムラの名前が世界にアナウンスされることでしょう。19歳で今大会2つ目の銀メダル。アテネから北京へ、そして北京からロンドンへ、夢をつなぐ10代の大活躍でした」
- 内山俊哉アナ(44=NHK)2008年北京大会・男子体操個人総合決勝:内村航平・銀メダル
- 銀メダルは応援する人々にとっては「堂々の2位」と「何とか金メダルを取れなかったか」という複雑な感情が入り混じるものである。それだけに実況もどの立ち位置から話すのか迷うところではあるのだろう。内村の場合、19歳という年齢もあり「次こそは金メダルだ」という思いは誰しもが持つはずだ。その点からロンドンへの期待を率直に表現したこの実況は基本に忠実、視聴者の思いに応えたと言えるし、また内村の表彰台での明るい表情にマッチしていたように思う。欲を言えば、内村が表彰台に上がる前に銅メダルを獲得し、先に表彰台に上がっていた選手に握手を求め健闘を称えたことに言及してほしかった。「今時の若者」と呼ばれることが多いという話を紹介していただけに、内村が見せたスポーツマンシップに意外性と、感動をおぼえた人は少なくなかったように思う。
※写真は銀メダルを獲得した内村(共同)