「連勝ストップを乗り越えて、あらためて世界一を北京のマットで証明。勝って涙。思いが走ります、胸を走ります。自信満々で臨んだアテネとは違います。この間、手痛い敗戦がありました。ですから勝って涙。負ける怖さを知った上での世界の頂点です」

- 岩佐英治アナ(44=NHK) 2008年北京大会・女子レスリング55キロ級:吉田沙保里・金メダル
- 無敵の女王吉田沙保里が金メダルを獲得した直後にはもう涙を流していた。アテネでは笑顔の連続だったことを思えば、本人が受けていたプレッシャーは十分に画面からも伝わってくる。勝利の直後にアテネとの違いに触れ、「だから吉田は泣いているんだ」と強調する実況は親切なものであったと言えるだろう。
※写真は勝利を決めた吉田沙保里(宇治久裕)


