吉田沙保里鮮やか五輪連覇/レスリング

- 金メダルを獲得し絶叫する吉田(撮影・蔦林史峰)
<北京五輪:レスリング>◇16日◇女子フリースタイル55キロ級決勝
やはり強かった。女王は五輪の舞台で鮮やかに復活を証明した。吉田沙保里(25=綜合警備保障)がアテネ五輪に続く2連覇を達成した。
決勝の相手は地元中国の許莉。得意の高速タックルで圧倒しフォール勝ち。再び頂点に立った。
2007年世界選手権で女子では初の5連覇を達成。ところが08年1月29日、中国・太原で女子国別対抗戦W杯でマルシー・バンデュセン(米国)に0-2でまさかの敗戦。連勝が「119」でストップした。帰国時の会見でも涙を流し、敗戦のショックから立ち直れるか心配されるほどだった。
そうした挫折をへて、再び強い吉田が帰ってきた。「半年間、苦しい思いをしてきた」。そう吐露し、12年ロンドン五輪で3連覇挑戦も宣言。表彰式後、スタンドで見守った応援団に金メダルを渡し「北京に来てくれた人も、テレビの前で応援してくださった方にも、ありがとうございますと言いたい」と感謝の言葉を並べた。
[2008年8月16日19時41分]
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