伊調馨姉と勝ち取った連続金/レスリング

- 2大会連続の金メダルを獲得した伊調馨(撮影・宇治久裕)
<北京五輪:レスリング>◇17日◇女子フリースタイル63キロ級決勝
姉の分まで頑張った! 伊調馨(24=綜合警備保障)が決勝でカルタショワ(ロシア)を破り、アテネ五輪に続いて2連覇を達成した。
準決勝、決勝と試合内容は苦戦の連続だった。それでも世界一の座は、明け渡さなかった。これが伊調馨の強さだ。勝利が決まった瞬間、しばらくマットの上から動けなかった。
観客席で満面の笑みを浮かべて万歳を繰り返していたのが、前日16日に銀メダルを獲得した姉の千春。アテネ五輪も姉が銀で、妹が金。北京では「姉妹で金」が合言葉だったが、また姉は決勝で敗れた。そのプレッシャー、責任感…。4年間、ともに歩んできたレスリング漬けの日々。マットの上で思い出していたのかもしれない。
「千春が、笑顔で行ってこい、と言ってくれた。この金1個が私たちの最高のメダルです」。姉妹で力を合わせて勝ち取った「金メダル」に、何度も口づけしていた。
[2008年8月17日21時33分]
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