伊調姉ボロ泣き「自慢の妹」/レスリング

- 伊調馨に拍手を送る姉の千春(共同)
馨の五輪連覇が決まった瞬間、千春はスタンドでボロボロ涙を流した。自身が銀メダルに終わった16日でさえ見せなかった涙。「馨なら絶対にやってくれると思った。最高の、自慢の妹です」。
昨夜、午後11時に部屋に戻ると馨は既に就寝していた。「寝顔を見て(自分の結果が)申し訳ないと思った」。直接話せなかった気持ちを携帯電話のメールに込めた。この日は試合ごとに相手選手の動きや癖を馨に伝え、疲労のたまる体を丹念にマッサージした。
動きが悪かった午前中の3試合を終えると、選手村へ戻るバスの中で落ち込む馨を励ました。「決勝前には『全部出し切れ』と伝えた。ずっと一緒に歩いていた。最高の金。すごく輝いていた」。そう言って満面に笑みを浮かべた。
[2008年8月18日9時5分 紙面から]
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