みちのく「金1号」馨やった/レスリング

- レスリング女子で、伊調馨が金メダルを獲得し、盛り上がる地元応援団
<北京五輪:レスリング>◇17日◇女子フリースタイル63キロ級決勝
馨(かおり)が、みちのく勢の北京五輪金メダル第1号を獲得した! 北京五輪10日目の17日、レスリング女子63キロ級で伊調馨(24=綜合警備保障)が、前回のアテネ五輪に続く金メダルを獲得した。16日には姉千春(26=同)が同48キロ級で銀メダルを獲得し、東北勢のメダル第1号になったばかり。連日の快挙に姉妹の地元・青森県八戸市も熱狂にわいた。また東北関連選手を多数、輩出している卓球団体では、女子が3位決定戦で敗れ銅メダルを逃し4位、男子は5位。陸上女子400メートル障害の久保倉里美(26=新潟アルビレックス、福島大卒)が準決勝進出を果たした。
伊調が苦しみつつも2大会連続の金メダルを決めた瞬間、青森県八戸市の地元応援団は、前日の姉千春に続くメダル獲得に喜びを爆発。市武道館の応援会場には万歳三唱が響き渡った。市武道館のレスリング場には、千春の決勝があった16日同様、姉妹が中学卒業まで練習した八戸クラブの関係者や親せきら約120人が詰め掛け、大型テレビの前で熱い声援を送った。
カルタショワ(ロシア)との決勝戦。右足を痛め体が動かないながらも、堅い守りで第1ピリオドを先取する伊調に会場は大興奮。「うおー」「きゃー」と、雄たけび混じりの歓声が響き、優勝が決まると熱気は最高潮に。笑顔が広がり、手を突き上げ、連覇を祝福した。
伊調に練習を見てもらったこともあるという八戸クラブの大沼雄飛君(12)は「(伊調は)明るい人。金メダルを取れて良かった」とホッとした様子。伯母の立花リキさん(77)は「信じていたけれども、力が入ってドキドキしていた。本当におめでとう」と涙をぬぐった。2大会連続姉妹メダルの快挙に、地元の興奮ぶりはしばらく、収まらなかった。
[2008年8月18日11時58分 紙面から]
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