男子フリースタイル55キロ級
| 松永共広 (日本) |
● | 判定 2-0 |
○ | ヘンリー・セジュド (米国) |
世界王者2人を連覇してきた松永だが、伏兵の前に判定負けした。松永は第1ピリオド序盤、タックルから押し出し、1ポイントを先取した。しかし、1分30秒過ぎにグラウンドの状態から右足を固められ、そのまま後ろに投げつけられ2ポイントを失った。その流れで松永はバックを取り、2-2としたが、ビックポイントの差でこのピリオドを奪われた。後がない第2ピリオドだが、開始早々にタックルを受け、バックを取られてからローリングで体を回され一気に3ポイントを失った。その後は必死に攻めるが、相手ガードを崩せずにタイムアップ。2-0の判定で敗れ、ソウル五輪以来の日本男子金メダルには手が届かなかった。
| 松永共広 (日本) |
○ | フォール |
● | ベシク・クドゥホフ (ロシア) |
松永が、07年世界選手権王者にフォール勝ちし、決勝に進んだ。第1ピリオドは一進一退の攻防が続き、ボール・ピックアップも予想された残り3秒に絶好の好機が訪れた。相手ががぶりにきたが、汗で滑り、腕がすっぽ抜けるた。このチャンスを松永は逃さず、そのまま押しつぶすように体を預けて、ニアフォールの体勢に入り、3ポイントを奪取し、先制した。リードした松永は、第2ピリオドに入っても冷静さを失わずに対応。相手のタックルを巧みに潰しながら、試合の主導権を掴む。最後も相手のタックルを潰し、そのまま腕を極め、一気にフォールへ。必死に耐えるクドゥホフを強引に押さえつけ、快勝した。
| 松永共広 (日本) |
○ | 判定 2-1 |
● | ディルショド・マンスロフ (ウズベキスタン) |
松永が世界選手権2回優勝のディルショド・マンスロフ(ウズベキスタン)を下す金星で、準決勝に進出した。マンスロフは、ケガの影響で昨年の世界選手権は5位に終わったが、今大会も優勝候補の筆頭。その強豪相手に、松永は第1ピリオド残り10秒で、タックルからバックを奪い1ポイント。さらに片足を取ったまま押し出し、2ポイントを奪う。終了間際に1ポイントは失ったが、このピリオドは2-1で先取する。王手をかけた松永だが、第2ピリオド残り30秒でバックを奪われ、0-1で第2ピリオドを落とした。伊調姉妹、吉田、浜口の女子選手が見守る中、第3ピリオドに突入。開始30秒でポイントを奪われたが、冷静に対応。残り30秒で、タックルからバックを取り、同点に。さらに残り10秒で、再びタックルからバックを奪い、2-1で第3ピリオドを取り、僅差の判定で準決勝へ進出した。松永は、所属する綜合警備保障のサイトで、「打倒マンスロフとメダル獲得」を宣言。過去3戦3敗の相手を下したことで、この目標に大きく近づいた。
| 松永共広 (日本) |
○ | 判定 2-0 |
● | アクグル・セザール (トルコ) |
松永が安定した戦いで、3回戦に進んだ。慎重な立ち上がりとなったが、1分20秒過ぎに、相手タックルを潰してからバックを取り1点。さらに、股さきで肩を回して2点、ニアフォールで2点と連続技で加点し、5-0で第1ピリオドを奪った。第2ピリオドも終始攻め続け、1分15秒過ぎにタックルから抱え上げ、マットに落として1ポイント、さらにローリングで2ポイントを追加し、このピリオドも奪い、2-0で快勝した。
| 松永共広 (日本) |
○ | フォール |
● | アダマ・ディアッタ (セネガル) |
松永がアダマ・ディアッタ(セネガル)を下し、2回戦へ進んだ。第1ピリオドは、手足の長い相手になかなかポジションが奪えずに、0-0のままタイムアップとなったが、ボール・ピックアップで攻撃を確保、押し出しで第1ピリオドを先取した。第2ピリオドも相手の懐の深さに苦戦したが、残り20秒でタックルを潰し、そのまま腕と肩を極め、一気にフォールを奪った。初対戦の長身選手に苦しむシーンも見られたが、無難に勝ち上がった。



