女子フリースタイル63キロ級
| 伊調馨 (日本) |
○ | 判定 2-0 |
● | アレーナ・カルタホワ (ロシア) |
[第1ピリオド]伊調は青のシングレット。大声援の中、入場してきた。頭をつけて、腕の取り合いからスタート。カルタホワは前にでながら、圧力をかけてくるが、伊調は下がりながら、対応していく。腕の取り合いが続くが、ともに準決勝までの激闘の疲れか、攻めてに欠け、両者ノーポイントで2分が経過。ボールピックアップは「赤」で、伊調は守りの大ピンチ。しかし、相手の投げをかわし、グラウンド状態で30秒間耐えきり、伊調が第1ピリオドを取った。 [第2ピリオド]伊調は相手タックルをバックステップで見切るが、なかなか攻めに移れない。疲労がはっきりと見え、思うように体が動かずに苦戦が続く。残り20秒過ぎに、タックルを狙うが、ノーポイントでタイムアップ、2度目のボールピックアップとなった。運命のボールは「青」。攻めを得た伊調が一気にタックルで倒して、金メダルを決めた。緊張の解けた伊調は、しばらく立ち上がれず、涙を流したが、直後の表彰式では満面の笑顔。インタビューゾーンでは「嬉しいのひと言です。千春と一緒に歩んできた4年間の結果が、この金メダルだと思います。姉妹で金メダルの目標は果たせなかったですが、このメダルが2人で取った金メダルです」と話した。
| 伊調馨 (日本) |
○ | 判定 2-1 |
● | マーティン・デュグレニエ (カナダ) |
[第1ピリオド]伊調は青のシングレット。お互いに間合いを取りながら、組み手争い。伊調はいなしながら、相手の出方をうかがう。先にタックルは受けるが、巧みに潰して、グラウンドに行くが、デュグレニエの腕を外しきれずにタイムアップ。ボールピックアップは、「赤」。片足タックルの状態から再開したが、伊調は冷静に対応。相手を潰してから、体を入れ替えバックを奪い、このピリオドを奪った。 [第2ピリオド]伊調はいなしながら、自分の組み手を探る。しかし、相手にタックルからバックを奪われ1点を失う。終盤、伊調がタックルで倒し、グラウンドからバックを狙うが、相手の腕を抜くことができずにノーポイント。0-1で落とした。 [第3ピリオド]開始直後の右足を取られたが、これはしのぐ。相手を潰してグラウンドに移り、バックを狙うが、足を離し切れずにポイントが取れない。グラウンドの攻防でデュグレニエがバックを取り、1ポイント。ピンチに追い込まれたが、その流れの中で、バックを奪い返す。ラストポイントを伊調が奪い、第3ピリオドを奪った伊調が決勝進出を決めた。
| 伊調馨 (日本) |
○ | フォール |
● | ランディー・ミラー (米国) |
[第1ピリオド]伊調は赤のシングレット。声援にうなづきながらリングイン。ミラーは頭を下げて、力任せに前に出てくる。伊調は余裕を持って対処し、バックを取り、1ポイント。足を押さえたままローリングでさらに2点を追加した。ポイントでリードした伊調は前に出てくる相手に対して、バックステップで巧みにバランスを取り、主導権を与えずに第1ピリオドを3-0で先取した。 [第2ピリオド]開始直後に、頭突きでミラーに注意。伊調は片足タックルからグラウンドに移行。バックを取って1ポイント。その後は、股さきから完全に体をコントロールし、フォール勝ちした。
| 伊調馨 (日本) |
○ | フォール |
● | オレシア・ザラム (アゼルバイジャン) |
[第1ピリオド]伊調は赤のシングレット、リラックスした表情でリングに登場した。激しい組み手争いで、ザラムに注意。1分過ぎに伊調は体をいなして、グラウンドへ。バックを取ってポイント1を奪う。再びグラウンドからバックを奪り、2-0で第1ピリオドを奪った。 [第2ピリオド]伊調は体をいなしながら、相手をグラウンドに引き込み、ここで一気に肩を極めて、フォール勝ち。開始わずか46秒だった。



